わかりにくいカラー理論
たまたま手に取った「★ッ★ペ★パー」のヘアカラーの特集で、今井さんとおっしゃる方の監修で、パーソナルカラーの解説がなされていました。
「独自のパーソナルカラー理論を開発」
と紹介されていましたが、たぶん、日本中のパーソナルカラーリストがこれを読んで不快な気持ちになっておられると思いました。
独自とは独自かもしれませんが、基本概念はさほど変わっておらず、そこに「開発」と言う言葉は使えないほどの記事内容。
独自と言うのは、呼称や表現のしかたを変えたに留まるくらいでしょうか。
得てして、雑誌や色んなメディアからはコンテンツとして「自己診断ができる内容をお願いします」とリクエストされます。
しかし、気骨のあるパーソナルカラーリストの多くがこれを断るのですが、
「自分が独自開発した」
と言ってしまえば、できない事もできるのかもしれません。
露出が多い今井さんに失礼かもしれませんが、多くのカラーリストがそう思う事でしょう。
ただ、こうやって普遍的でない分け方や呼称、個別の表現法は、パーソナルカラー診断を受ける方々にはますますわかりにくいものとして厄介ですね。
一般の方に対しては、本来は逆で、シンプルにわかりやすくまとめあげるのがプロの仕事誠意でしょう。
すみません、今井さん。
でも、みんな不快感ですよ。