福岡カラーオタクの「こっそり」ひそひそ話

福岡のカラーの現場から、カラーオタクkazuworksがこっそり、ひそひそ話をお届けします。カラーコーディネイト、色彩学、色彩の勉強、パーソナルカラー、色彩心理、カラーデザイン、デジタルカラー、環境色彩、景観色彩、いろんなひそひそ話をテキトーにお読みください。

色は目の前にない事実

カラーの専門家でない、一般の方や学生さんならまだしも、…

カラーの専門家を名乗る方でも、目の前に色があると信じて疑わない人はいます。

 

例えば、カラーの専門職の一つ、パーソナルカラーを判定するカラー診断。

福岡だけでなく日本中の多くのカラーリストがアナログで、以外と光と色の関係がよく理解出来ていないせいで、ある意味誤解だらけのカラーのジャッジが行われています。

 

当然目の前の色は、照明や光源で変わるのですが、少し時代遅れなカラーリストは、自分の色彩感覚が絶対とでも言うのでしょう、照明や光源におかまいなく、カラーのジャッジを行います。

 

なので、LEDであろうが、ハロゲンであろうが、はたまた事務用汎用蛍光灯の下で、全く問題なくカラー診断をします。

 

驚き。

 

また、太陽光を過剰に信頼しているので、太陽光が入るサンルームのような部屋で、クライアントをスッピンのまま、長い時間太陽光にさらす事も平気の平気。

どこかに、参照にする太陽光の知識と認識が欠けているのかもしれません。

また、太陽光は晴天でも曇天で雨天でも…

午前中でも、午後でも、…

春夏秋冬、一定とでも思っておられるのでしょう。

 

目の前に見えている物体色は、光源次第で変幻自在。

そこに色はないと言っても過言ではありません。

 

求む、次世代型若いカラーリスト!